看護実習で一番大変だと思った事

 実習にまつわることは、解剖生理、病態理解から始まって、看護計画も患者指導計画も、実習レポートなどなど全部が大変でしたが、私にとって一番大変だったのは、自分の子供がいたことかもしれません。社会人から看護学校に入学して、一年生の時に結婚して子供を産みました。一年ほど休学したのですが、実習真っ盛りの時は子供はまだ1歳を少し過ぎた頃でした。親はそれなりに近くにはいるけど、基本的には夫婦二人で生活していたので、保育園の送り迎えから普段の生活から自分たちだけでやっていました。
 子供は1歳をすぎても夜は母乳を欲しがって、夜中も数回起きることがありました。その都度母乳をあげて寝かしつけていましたが、実習中はこっちも眠くて一緒に寝てしまって、実習計画が間に合わなかったことがあったので、自宅で勉強する時間をしっかり確保するのが大変でした。
 子供が起きていると、実習の用意や勉強はおろか、自分の時間などないので、保育園から帰ってきたらとにかくすぐご飯を作って、お風呂に入って20時過ぎには寝かせるようにしました。その時に自分も一緒に寝て、1時頃に起きて朝まで勉強したり、実習の準備をするようにしました。それなら自分の睡眠時間も確保できるし、朝までという限られた時間ならだらだら勉強することもないので、頑張れたように思います。ただ、途中で子供が起きることがあって、母乳をあげに行くので勉強が中断される、ということはありましたが、そういう時も必ず20分後などにめざまし時計をセットして、うっかり寝過ごすことなどがないようにしていました。
 実習中は、ほとんど自分のことしか考えられなかったし、自分の実習のこと中心でしか生活できていなかったように思います。子供にも「早く、早く」ばかり言っていたような、家事と学校との両立が大変だったなあと今でもしみじみ思います。